「ディズニーアンバサダーホテル」は、東京ディズニーリゾート直営のディズニーホテルです。ディズニーホテルにおいて、上質なステイが楽しめるデラックスタイプの一つであり、宿泊してみたい憧れのホテルという人も多いでしょう。
アニバーサリーイヤーの2023年こそ、デラックスタイプに宿泊して東京ディズニーリゾートの40周年のお祝いをホテルでも満喫したいですよね。
今回は、「ディズニーアンバサダーホテル」の特徴や魅力についてご紹介していきましょう。
両パークへアクセス良好
「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」は東京ディズニーシーと一体型、「東京ディズニーランドホテル」は東京ディズニーランドの入口正面で最も近く、各パークの臨場感や雰囲気を濃密に体感できる最大の特徴があります。
同じくデラックスタイプの「ディズニーアンバサダーホテル」は、両パークの入口まで少し距離があるため、パークの臨場感を多少保ちつつ、ほどよい落ち着いた雰囲気が利点と感じる人もいるでしょう。
ホテルのすぐ前にディズニーリゾートラインの駅がなく、少々不便に感じるかもしれませんが、無料シャトルバス（ディズニーリゾートクルーザー）があるので、両パークへのアクセスは良好。ほぼ10～15分間隔で運行していて、所要時間は東京ディズニーシーまで約5分、東京ディズニーランドまで約10分です。
子供連れではない、天候が良いなど、歩くことが苦にならない状況では、ホテルと両パーク間は十分徒歩圏内でもあります。東京ディズニーシー間は徒歩10分ほど、東京ディズニーランド間は徒歩15分程度で可能です。シャトルバスのタイミングによっては、歩いた方が早く到着できるケースもあります。
無料シャトルバスおよび徒歩でも、両パークへアクセスできるのは、「ディズニーアンバサダーホテル」だけの強みと言えるでしょう。
国内初のディズニーホテル
「ディズニーアンバサダーホテル」は国内初のディズニーホテルとして、隣接するイクスピアリとともに2000年に誕生しました。東京ディズニーシーやホテルミラコスタ、ディズニーリゾートラインが開業する約1年前になります。
東京ディズニーリゾートが大きく発展・拡大をした時期に先駆け的に、たくさんのゲストを迎えてきました。「アンバサダー」には「大使」の意味があり、魅力を広く伝えておもてなしをする思いが込められているのでしょう。
白い外壁にライトブルーが映える外観は、海や青空をイメージする爽快なリゾート感がたっぷり。ディズニーのキャラクターたちが誕生して成長した頃のハリウッド黄金時代、1930年代のアメリカを彷彿するクラシックなアールデコ様式の装飾デザインで、上品な華やかさで優雅な雰囲気がありとても素敵です。
ロビーの天井には、ディズニーの仲間たちが飛行機で青空を飛ぶ絵が描かれ、中央には金色に輝くミッキーとプルートの像がゲストを歓迎。エレベータの声をはじめ、ホテルのいたるところでディズニーやファンタジーの世界観をたっぷりと感じることができます。
豊富なキャラクタールームも魅力
「ディズニーアンバサダーホテル」は、高級感のある3つのディズニーデラックスホテルの中では、比較的リーズナブルな価格設定で利用しやすいところも魅力です。
客室数は全504室あり、洗い場付きの広いバスルームで子供も利用しやすいお部屋です。「スタンダードフロア」と最上階でワンランク上のステイができる「アンバサダーフロア」に分類されます。
スタンダードフロアには13種類のバリエーションの客室があり、上品で落ち着いた雰囲気のお部屋にミッキーなどキャラクターの絵などがあしらわれていて、十分にディズニーを感じることができます。
「ドナルドダック」・「ステッチ」・「チップとデール」などのキャラクターをモチーフにしたルームも人気です。車いすで快適な滞在ができるアクセシブルやユニバーサルルーム、定員6名のファミリールームなどもあります。
アンバサダーフロアには6種類の豪華な客室があります。「ミッキーマウス」や「ミニーマウス」を存分に満喫できるルームと4種類のスイートルームがあり、特別なホテルステイを楽しめます。朝食サービスやアンバサダーラウンジの利用ができるなどの特典付きです。
ミッキーと写真が撮れるレストラン
「シェフ・ミッキー」は、ディズニーのキャラクターが色々な所にデザインされていて明るく楽しい雰囲気に満ちたカジュアルなダイニング。当ホテルで最も多い196席あります。シェフの格好をしたミッキーマウスと一緒に記念写真を撮影できるサービスがあり、子供たちも大喜びの人気レストランです。ブレックファスト・ランチ・ディナーを提供していて、洋食や和食の豊富なメニューをブッフェスタイルでいただけます。
「エンパイア・グリル」は、アールデコ様式のお洒落な豪華さに、優雅な落ち着いた雰囲気もある64席のレストランです。イタリア・メキシコ・アジアなど、世界各国の要素を取り入れたカリフォルニア料理を、ランチやディナーのコース料理で堪能できます。子供用のメニューもあります。ブレックファストとディナーのテイクアウトメニューもあり、客室でゆっくりとくつろぎながらの食事もおすすめです。
「チックタック・ダイナー」は、1950年代のアメリカをイメージしたポップな雰囲気のデリカフェ。サンドウィッチなどをテイクアウトもできます。
「ハイピリオン・ラウンジ」は、ロビーに隣接している80席のラウンジです。吹き抜けの開放的で洗練されたエレガントな空間で、午後のティータイムや夜のカクテルタイムなど、優雅な時間を過ごせます。ブレックファストのブッフェは、「アンバサダーフロア」宿泊者への優先サービスとなっています。
ホテルのレストランは、基本的に宿泊者以外も利用ができますが、宿泊者も含めて事前予約が必要です。
便利なイクスピアリが隣接
夏期に営業の「パームガーデン・プール」はリゾート感たっぷりで、「パームガーデン・バー」が併設されています。
ディズニーショップの「フェスティバル・ディズニー」、コンビニエンスストアのような品ぞろえの「サンセットサンドリー」がホテル内にあり便利です。さらにショッピングモール「イクスピアリ」がホテルに隣接していることは、「ディズニーアンバサダーホテル」の大きな魅力となっています。
ディズニーの仲間たちがお祝いしてくれる夢のようなウェディングのプランや施設も充実しています。
アクセスはイクスピアリ経由も便利
「ディズニーアンバサダーホテル」は、東京都心から30分程度でアクセスが可能です。
電車をご利用の場合は、東京駅からJR京葉線・武蔵野線にて約15分の「舞浜駅」が最寄りの駅です。舞浜駅の南口からホテルまでは徒歩8分程度の距離となります。営業時間中のイクスピアリ館内を通るルートも利用でき、買い物を兼ねて、暑い夏や寒い冬に雨天時など、とても便利です。
お車をご利用の場合は、首都高速湾岸線にて「浦安出口」または「葛西出口」を利用します。ホテルの駐車場を利用する場合、宿泊1泊目が3,000円で、2泊目以降は1泊につき1,000円です。
チェックアウト日にパークで遊ぶ場合、14時までに東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーの専用駐車場に車を移動すると同一料金内で追加料金不要で利用でき、帰りの際もスムーズです。車を移動せずに14時を過ぎると追加料金が発生します。こちらは他のディズニーホテルとの相違点となるのでご注意を。
まとめ
「ディズニーアンバサダーホテル」は、ディズニーの世界観をたっぷりと楽しめて、デラックスで豪華な中に落ち着いた雰囲気のある居心地の良いホテルで東京ディズニーリゾートの高級感溢れるホテル体験をお手頃な価格で楽しめる施設です。
歴史と伝統を感じさせる国内初のディズニーホテルとして、豊富なキャラクタールームやレストラン、イクスピアリまでの良好なアクセスが特徴です。リゾートの中心部に位置しながらも落ち着いた雰囲気を楽しむことができ、デラックスなステイを計画する際には間違いなく優れた選択肢の一つでしょう。
両方のパークにアクセスが良好で、イクスピアリが隣接する利便性や安心感は、最大の特徴であり魅力です。
記念すべきアニバーサリーイヤーに東京ディズニーリゾートでの魅力的な時間を「ディズニーアンバサダーホテル」で過ごしてみてはいかがでしょうか。
