「グランドニッコー東京ベイ舞浜」は、東京ディズニーリゾートと提携するオフィシャルホテルの一つとして人気があります。宿泊者特典が受けられる6つのオフィシャルホテルは、ディズニーリゾートへのアクセスの良さも選ばれる理由です。
それぞれのオフィシャルホテルには強みとなる魅力的なポイントがあります。特徴や魅力を知って、ニーズに合ったホテル選びをしたいですよね。
今回は、「グランドニッコー東京ベイ舞浜」について詳しくご紹介していきましょう。
リニューアルして魅力もアップ
「グランドニッコー東京ベイ舞浜」は、ピンク色の外壁に白いバルコニーが映える外観が印象的なリゾートホテルです。比較的リーズナブルにリゾートの雰囲気を楽しめるホテルとして人気があります。
東京ディズニーランドが開園して約7年後の1990年、5番目にオープンしたディズニーオフィシャルホテル。開業当時は「東京ベイホテル東急」として約20年間、その後「東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート」として約10年間親しまれていました。当時の名称が馴染み深い人や、利用して思い出として残っている人も多いでしょう。
2020年に現在の名称である「グランドニッコー東京ベイ舞浜」となりました。オークラやニッコーのホテルブランドを運営するグループとしてリブランドして、質の高いサービスを提供しています。
リブランドした2020年から約3年掛けて大規模な改装が進められてきたため、リニューアルしたきれいなホテルの魅力があります。改装における全体的なコンセプトのデザインテーマは「the Paradise」です。
リブランドとリニューアルで一層魅力を増した「グランドニッコー東京ベイ舞浜」。以前利用して思い出のある方も、初めて利用する方も、ファミリーや友人・大切なパートナーなどとパラダイス(楽園)のような魅力を体感して、リゾート気分を満喫するのもおすすめです。
国内最大級のアトリウムが魅力的
「グランドニッコー東京ベイ舞浜」の最大の特徴であり、ホテルが誇る魅力のシンボルとなっているのは、国内最大級の巨大な吹き抜け空間のアトリウムです。
3階から12階の9層が吹き抜けで高さは37m、広さは4,300m2でテニスコート16面が入るほどもあります。壮大なスケール感に圧倒される感動を味わえることでしょう。アトリウムの広い天井は全面ガラス張りで、自然の光が存分に差し込み屋内にいながら屋外にいるような開放的な空間に非日常の世界が広がります。
南ヨーロッパのリゾート地の街並みや庭園をイメージする素敵な別世界に入り込んだようなアトリウム。2021年にアトリウムも「the Garden」をテーマにリニューアルしています。
吹き抜けの美しい巨大スペースに降り注ぐ太陽の恵み、水がせせらぎ緑や花々に彩られた自然あふれる爽やかなパラダイスガーデンが、リゾート気分を存分に高めてくれます。
夜のアトリウムの雰囲気も素敵で、ムーディーにライトアップした空間はロマンチックなスポットとしても好評です。
客室も全てリニューアル
「グランドニッコー東京ベイ舞浜」の総客室数は709室です。ディズニーオフィシャルホテルの中では3番目に多い客室数の規模となります。
客室はアトリウムを中心にしてシーサイドとパークサイドに並んでいて、全ての客室が2023年3月までにリニューアルが完了したばかり。どのお部屋もきれいで清潔感に溢れ、爽やかなリゾート感を満喫できます。全客室に爽快な眺望を楽しめる白いバルコニーが付いているのも特徴で、好天に恵まれた日には太陽と浜風や潮の香りを五感で感じて、リゾート気分を高めてくれるでしょう。
バスルームの窓から素晴らしい眺望を楽しめるビューバスのお部屋もあり、贅沢な気分を満喫できて人気があります。
3種類の客室フロアの魅力
3種類のコンセプトの客室フロア(ガーデンフロア・レインボーフロア・ニッコーフロア)に、ニーズに合わせた多彩で素敵なお部屋がラインナップしています。
「ガーデンフロア」(4~6階)は、ロビーがあるアトリウムの「the Garden」のテーマを客室にも反映させたリゾート感のある明るいお部屋。グリーンやイエローを基調にして、花や緑をモチーフにしたデザインに癒されます。
「レインボーフロア」(7~10階)は、2種類のテーマのお部屋があります。パークサイドは「the Shine」で太陽の光や輝きがテーマ。朝日が入る清々しさを感じられるお部屋で、オレンジを基調にした煌めくデザインが華やかでとても印象的です。
シーサイドは「the Aqua」で海や水をテーマにしています。ブルーを基調にして熱帯魚やサンゴなど海をモチーフにしたデザインで、シーサイドの景色とマッチする爽やかさがあります。
「ニッコーフロア」(11~12階)は、上質なホテルステイを提供する特別フロアで、さまざまな特典のサービスが用意されています。デザインのテーマは「空」で、パークサイドは朝焼けの空をイメージし、シーサイドは夕暮れの空をイメージ。空の色が織りなす美しいグラデーションが上質なお部屋を彩ります。
3種類の客室フロアには、スタンダードルーム(28m2)からデラックスなファミリールームまで多様なタイプの洋室がメインとなっています。加えて「ガーデンフロア」には和洋室(60m2・4室)とユニバーサルルーム(32m2・1室)もあり、「ニッコーフロア」にはラグジュアリーなステイを満喫できるスイートルームも3種類あります。
レストランの朝食ブッフェが人気
「グランドニッコー東京ベイ舞浜」のオールデイダイニング「ル・ジャルダン」は、舞浜エリアにおいて最大級の規模を誇り、475席あります。
3階アトリウムの南ヨーロッパの可愛い街並み風の素敵な雰囲気で、開放感のあるレストラン。オーシャンビューのエリアで海の景色を眺めながら食事を楽しめる席もあります。美味しいディナーを夜のアトリウムでいただくのも素敵なひとときとなるでしょう。
朝食ブッフェはホテルの自慢で、とても人気があります。日替わりで提供するメニューは毎日100種類以上、バラエティに富んだ洋食と和食が並びます。連泊したくなるような質の高さです。目の前で調理するパフォーマンスキッチンも好評で、オムレツやハンバーガーなど出来立ての美味しさは絶品です。
キッズメニューがたくさん並んだキッズブッフェコーナーも子供たちに大人気。子供の高さに合わせて取りやすくなっていて、子供が自分で選ぶ楽しさと美味しさは素敵な思い出にもなるでしょう。
ショップや施設について
ディズニー公式グッズがホテルで購入できる「ディズニーファンタジー」のショップや、ディズニーのアート作品も取り扱う「アートギャラリー エドム」、ギフト&コンビニエンスの「ファーストショップ」などがあります。
最上階にあるオーシャンビューの「ニッコーラウンジ」は、ニッコーフロアに宿泊の際の特典として利用でき、くつろいだひとときを過ごせます。
アトリウムのチャペルなどウエディングのプランも人気で、披露宴会場もニーズに合った多様な会場があります。
都心から好アクセス
都心から好アクセスの立地で約30分、ディズニーリゾート観光に人気のホテルです。電車をご利用の際には、JR舞浜駅を利用。舞浜駅やベイサイド・ステーションから無料の送迎バスが便利。ベイサイド・ステーションからは徒歩でも5分程度の距離です。
お車をご利用の際には、首都高速湾岸線で浦安ランプや葛西アンプを利用。駐車場は319台収容可能で、宿泊の場合は1泊・3,100円、2泊・4,300円、3泊以上・5,500円です。
まとめ
「グランドニッコー東京ベイ舞浜」は、ディズニーのオフィシャルホテルとしての宿泊者特典やアクセスの良さに加えて、比較的リーズナブルでリゾート感を楽しめるホテルとして人気です。ディズニーオフィシャルホテルの宿泊特典や園へのアクセスの良さだけでなく、リーズナブルながらもリゾートの醍醐味を味わえる人気の宿泊施設です。
2020年から始まった大規模リニューアルが完成し、洗練された客室や魅力的なアトリウム、多彩なレストランで新たな楽園のような体験が提供されています。自然光降り注ぐダイニングでの豪華な朝食ブッフェ、多様なお部屋から選べる客室、そしてディズニーグッズのショップなど、設備も充実。豊かなサービスと洗練された空間で、特別なひとときを演出します。
親子連れやカップル、友人同士での訪問にも、東京ディズニーリゾートの旅をより豊かなものにしてくれること間違いありません。リニューアルしたばかりの美しさも大きな魅力となっていますので、素敵な思い出作りの場所として最適です。