「ホテルエミオン東京ベイ」は、コストパフォーマンスに優れた多彩な客室が揃っていて、温泉施設(有料)が特徴的なディズニーパートナーホテルです。
東京ディズニーリゾートの直営ホテルおよび提携ホテルにおいて、天然温泉の大浴場や露天風呂を楽しめるホテルとして、希少性があります。ディズニーのパークと温泉の両方を楽しみたいという人にとって最適のホテルです。
「ホテルエミオン東京ベイ」の特徴や魅力について詳しくご紹介していきましょう。
「笑みを」のエミオン
「ホテルエミオン東京ベイ」は、4つのディズニーパートナーホテルが集まる新浦安エリアにありますが、最寄り駅の新浦安駅からは南側へ約800mの距離に立地しています。
22階建ての「エミオンタワー」と8階建ての「エミオンスクエア」の2つの棟で構成されるホテルです。先にエミオンタワーが2005年に開業して、新館としてエミオンスクエアが2018年にオープンしました。
白い外観が青空に映える爽やかな印象のホテルで、周囲にはヤシの木がたくさん並び、南国風のリゾート気分も感じられます。
ディズニーパートナーホテルとしての特典や質の高いサービスで、快適なホテルステイを楽しめて、リーズナブルに利用できるため、コストパフォーマンスが良いと高評価のホテルです。
「エミオン」というホテルのブランド名には「笑みを」という意味が込められています。スタッフが笑顔でおもてなしをして、ゲストに笑顔で滞在を楽しんでいただけるホテルを目指して名付けられているそうです。ディズニーのパークを楽しむたくさんのゲストを中心にお迎えして、今日も笑顔がいっぱい咲いていることでしょう。
天然温泉も大きな魅力
「ホテルエミオン東京ベイ」は、天然温泉の大浴場や露天風呂を利用できることが、ホテルの大きな特徴であり、魅力となっています。
舞浜や新浦安エリアにあるディズニー直営ホテルおよび提携のオフィシャルホテルやパートナーホテルにおいて、大浴場があるホテルはいくつかありますが、天然温泉付きは唯一「ホテルエミオン東京ベイ」だけなのです。パークで思いっきり遊んで、歩き疲れた体を温泉で癒せるのは魅力ですよね。
温泉施設の「ほほえみの湯」は、エミオンタワーとエミオンスクエア両棟の2階に設けられています。大浴場の内湯とジェットバス・サウナは両棟にありますが、エミオンタワーの女性用サウナはミストサウナで、露天風呂があるのはエミオンタワーだけです。露天風呂に入りたい場合はエミオンタワーを選ぶようにしましょう。
利用時間は、17時~25時と朝6時~10時です。利用料金は、20時~25時は1回券で大人800円(小学生500円)ですが、朝と20時までの早い時間帯は大人600円(小学生300円)の割引料金で利用できます。朝と夜など複数回利用したい場合は、お得な1泊券・大人1,200円(小学生800円)や2泊券・大人1,800円(小学生1,200円)もあります。
1泊券は宿泊日の朝から翌日の朝まで何度でも利用できます。例えば、朝早くに仮チェックインをして温泉で車の運転の疲れを癒し、パークで遊んだ後の夜に入浴、さらに翌日の朝に入ることも可能です。
温泉施設の利用が有料なのは、混雑緩和の目的があるようですが、宿泊料金をできるだけリーズナブルに提供する配慮でもあるのでしょう。
バラエティ豊かな客室
「ホテルエミオン東京ベイ」の総客室数は584室あります。エミオンタワーに16タイプの380室、エミオンスクエアに3タイプの204室です。
合わせて19タイプの客室があり、ファミリーやグループ、小さな子供連れ、カップルなど、さまざまなご利用シーンに適したバラエティ豊かな客室が揃っています。
年配の方や小さな子供連れにも利用しやすい「和室」や「和洋室」、小さな子供の安全と楽しさや便利さを追求した「キッズプレジャールーム」、車いすで快適に過ごしやすい「ユニバーサルルーム」など多彩です。高層階で眺めの良いビューバス付きやバルコニー付きのルームも人気です。絶景のテラス付きでラグジュアリーなルームもあり、「エミオンスイート」はテラスの屋外ジャクージで優雅な時間を過ごせます。
全体的にシンプルで落ち着いた雰囲気のデザインで、居心地の良さが感じられる広めのゆったりとした客室です。全客室が洗い場付きバスルームで、トイレと独立していて使いやすさにも配慮されています。
最上階には絶景の和食レストラン
朝食は、エミオンタワー1階の「パームガーデン」とエミオンスクエア2階の「スクエアホール」にて用意されるので、棟間を移動することなくいただけます。
朝食バイキングは和洋食のビュッフェスタイルで、こだわりの和食や美味しい洋食のバランスのよい朝食メニューがいっぱいです。ホテル自慢の定番メニューや日替わりメニューを存分に堪能していただけます。
ホテル内のレストランはエミオンタワーに2つ、イタリア料理と日本料理のレストランがあります。
イタリア料理「ララ イタリアーナ」は1階にあります。開放感のある明るい店内やテラス席からヤシの木を眺めての食事はリゾート感たっぷりです。ランチやディナーを、アラカルト料理やコース料理で楽しめます。
日本料理「Kai」は、最上階の22階からの絶景とともに、旬を味わう美味しい和食を堪能できる落ち着いた雰囲気の店内です。個室も2部屋あり、ベイエリアや東京ディズニーリゾートの夜景や花火を楽しみながらの、特別な会席にもご利用いただけます。
ホテル内や周辺の施設
ホテル内の施設としては温泉施設が最も特徴的ですが、マッサージルームがエミオンタワーにあり、各種マッサージのサービスを提供しています。温泉で入浴した後にさらにリフレッシュができます。客室での施術も可能です。
ショップとしては、コンビニエンスストアの「ファミリーマート」が両棟それぞれの2階にあり便利です。24時間営業ではなく、お昼や深夜など営業休止の時間帯もありますが、100~200mほどの近隣に24時間営業のコンビニが2軒。なお、500mほどのところに大きな商業施設も2軒あります。
レンタサイクルのサービス(事前予約制)もあり、日中3時間まで無料で利用できます。天気が良い日は見晴らしが良いベイサイドの公園などを、散策するのも気持ちいいでしょう。
アクセスについて
ホテルまで電車を利用される場合は、東京駅からJR京葉線・武蔵野線にて約17分(快速)の新浦安駅が最寄り駅です。新浦安駅南口からホテルまでは約800m、22階建てのエミオンタワーを目印にして道順はわかりやすいですが、歩こうか判断に悩む微妙な距離かもしれませんね。
通常は十分歩ける距離でも、小さな子供連れや重い荷物・雨天など、状況によっては厳しい場合もあります。路線バスもありますが、タクシーもおすすめ。初乗り料金程度で可能な距離なので、ファミリーなど複数人の場合には料金的にもあまり差はないでしょう。
少し時間は掛かりますが、新浦安駅の隣の舞浜駅にて下車して、東京ディズニーランド前からホテルまでの無料シャトルバスを利用する方法もあります。
ホテルまでお車を利用される場合は、東京方面から首都高速湾岸線の浦安出口より約4分です。ホテルの南側に車両入口があります。駐車場は338台を収容可能で、1泊2,000円、2泊3,000円です。チェックイン日の12時からチェックアウト日の13時までが宿泊時の基本利用時間ですが、仮チェックインを済ませると午前中から駐車できます。
東京ディズニーリゾートへのアクセスは、ホテル専用の無料シャトルバスが予約なしで利用できて便利です。ホテルと両パーク間の所要時間は、15分~20分程度となります。
まとめ
「ホテルエミオン東京ベイ」は、ディズニーパートナーホテルにおいてリーズナブルでコストパフォーマンスが良く、天然温泉も大きな魅力です。そのコストパフォーマンスの高さと充実した施設で多くの旅行者を魅了しています。天然温泉という大きな売りを持ち、ディズニーパートナーホテルではここでしか楽しめない貴重な体験を提供します。
さまざまなシーンで利用できる客室はバリエーション豊かで、どの部屋も快適さと利便性を追求して設計されています。バラエティに富んだ客室がたくさんあり、お好みの部屋を選ぶ楽しさもあります。
施設内のレストランからは目を楽しませる素晴らしい景色と共に美味しい食事が楽しめることも特筆すべき点です。便利なアクセスと合わせ、東京ディズニーリゾートを訪れる際には、非常におすすめの宿泊施設です。