和銅鉱泉 薬師の湯 ゆの宿 和どう
「和銅鉱泉 薬師の湯 ゆの宿 和どう」は、楽天トラベルアワードなどで高い評価を得ている人気の温泉宿です。
「和どう」がある埼玉県の秩父エリアは、長瀞の渓谷や緑豊かな山など自然の魅力もたっぷり。大自然で様々なアクティビティを爽快に楽しめて、歴史や文化を感じる名所やパワースポット、グルメなど、観光コンテンツが盛りだくさんですよね。
秩父を満喫できるおすすめの温泉宿、「和銅鉱泉 薬師の湯 ゆの宿 和どう」の特徴や魅力について詳しくご紹介していきましょう。
日本通貨発祥ゆかりの地
「和どう」は、秩父市街と長瀞のほぼ中間で秩父エリアの観光に適した場所にあり、和銅山の麓に立地しています。
宿の名称「和どう」や「和銅鉱泉」の由来にもなっている和銅(自然銅)が採掘されていた遺跡がすぐ近くにあり、1300年以上前に日本初の通貨「和同開珎」の発祥にまつわるゆかりの地として知られています。
和同開珎の大きなモニュメントが和銅遺跡や最寄り駅など地域の各所に設置され、「和どう」でも宿の入口などにシンボルマークのように和同開珎が使用されているのも印象的です。
和銅遺跡の地に和銅を祀った聖神社は、銭神様として地元で長く親しまれています。金運アップのご利益も期待できそうな開運パワーを感じることができるでしょう。
歴史のある和銅温泉唯一の宿
1300年ほど前からの歴史があると伝わる和銅鉱泉は、最古の秩父七湯ともいわれています。和銅鉱泉を現代において唯一利用できるのが、「ゆの宿 和どう」です。
戦国時代の武田信玄公の頃には、本格的に和銅鉱泉の開湯が行われていて、和銅の鉱山で採掘する坑夫などが傷や疲労を癒し、「薬師の湯」とも呼ばれて親しまれてきました。
「和どう」は和銅鉱泉の自家源泉を持ち、歴史のロマンを感じながら温泉を存分に堪能することができます。
横瀬川のせせらぎと四季の風情とともに湯浴みできる自慢の温泉大浴場は2種類。秩父蛇紋石を使用した岩風呂「岩鏡」と、檜の香りに癒される檜風呂「檜扇(ひおうぎ)」の内風呂の大浴場があり、それぞれに趣のある露天風呂も。
澄んだ空気の中での露天風呂は、紅葉や桜で四季折々を愛でて、木立や川の音や匂いに癒され、星空や月を眺めるなどして、リラックスしてゆっくりとした素敵な時間が流れるでしょう。
男女入替準備や清掃時間を除いて、21時間ほど利用が可能で、両方の大浴場と露天風呂で湯浴みをたっぷりと満喫できます。
貸切風呂「茱萸(ぐみ)」は川辺のテラス付きで涼めるプライベート空間、貸切岩盤浴「ヒーリングストーンスパ」はリラクゼーションしてリフレッシュが期待できます。
テラス付き露天風呂の客室が14室
「和どう」は和室と中心にした安らげるお部屋ばかりで、総客室数は38室あり、ワンランク上の滞在ができるテラス付き露天風呂のある客室も14室あります。
別館(新館)の1階と2階にある「せせらぎ」の8室が、最高ランクの贅沢な時間を過ごせる客室です。8畳の和室と寝室がある広々としたお部屋で2~5名様用。川のせせらぎとともに楽しめるテラス付き露天風呂は、岩・檜・陶器の3種類の浴槽タイプがあります。
本館の2階にある「そよかぜ」の5室は、「6畳の和室+洋室の寝室」、「6畳和室+6畳和室」、「10畳一間」の3タイプのお部屋があり、1~4名様用。テラス付き露天風呂は、陶器の浴槽です。
「バリ風」の1室は準バリアフリーの和洋室で、車いすでの宿泊に配慮した仕様になっています。檜の内風呂と陶器の露天風呂の2つの浴槽付きです。「そよかぜ」の1室と内扉にて行き来できるコネクティングルームとしても利用でき、大家族やグループでの利用にも最適です。
なお、客室のお風呂は温泉のお湯を使用していませんが、和銅鉱泉の成分を元に作った温泉の素を入れて温泉気分を楽しめます。
温泉は大浴場派という人などは、露天風呂付きではない通常客室もおすすめ。和モダンや広々としたお部屋など、魅力的な客室がたくさんあります。
美味しい食事も魅力
「和どう」は、美味しい食事も魅力で、四季の旬を味わうこだわりの和食が堪能できます。地元の秩父産や埼玉産の食材を中心に、一品一品丁寧に手を加えられた創作料理が、通常客室に宿泊の場合の基本料理コースです。基本コースでも十分な品数と満足いただける美味しいメニューとなっています。
露天風呂付き客室に宿泊もしくは、通常客室で夕食グレードアッププランをご利用の場合、懐石料理「和どう懐石」の最上級の料理に舌鼓を打てます。
別注料理にて、キジのしゃぶしゃぶ、川魚の塩焼き、きのこの炭火焼き、秩父ホルモン陶板焼き、国産牛の鉄板焼きなど、秩父をさらに味わうことができ、美味しい地酒とともに一献も素敵ですね。みそぽてとアイスは食後におすすめのデザートです。
「田舎の朝ごはん」と名付けられた朝食もとても豪華。旅館ならではの幸せな朝を存分に感じられる美味しい最高の朝ごはんです。
落ち着いた雰囲気で食事が楽しめる2つの食事処があります。3階の「四季」は完全個室(8室)で、椅子テーブル席と掘りごたつ風座敷席が各4室。4階の「郡すずめ」は椅子テーブル席の半個室(9室)です。
日帰りプランで、昼食や温泉を楽しむこともできます。
館内の展示も見どころ
「和どう」の館内は、落ち着きのあるくつろげる雰囲気と空間がとても素敵です。ロビーラウンジやカフェテラス「朝霧」は自然を感じるくつろぎスポットとして、モーニングコーヒーやティータイムに最適です。
楽しめるスポットとしては、記念写真が映えるスポットもいくつも用意されていて、おもてなしのこころを随所に感じられます。カラオケを楽しめるパーティールームもあります。
みやげ処の売店には、秩父の名産などが並び、旅館直営のお菓子店「栗助」の商品も購入することができます。
館内には美術品の絵画や焼き物なども100点以上展示されていて、ゆっくりと鑑賞して楽しめます。また、旅行会社などのいろいろな賞を受賞したトロフィーなども、たくさん展示されていて、10年以上に渡って継続して受賞するスタッフの努力の賜物を改めて実感できます。
最近では「楽天トラベルアワード」において、「ゴールドアワード」を2020年から3年連続受賞し、各都道府県No.1に選出の「日本の宿アワードTOP47」も2021年から2年連続受賞する快挙も達成しているのです。
周辺観光の魅力
秩父三社の「三峯神社・秩父神社・宝登山神社」、「秩父ミューズパーク」、「秩父ジオグラビティパーク」、「芝桜の丘(羊山公園)」、「天空のポピー」、「長瀞の石畳やラフティング」、「秩父まつり会館」など、様々な観光が秩父エリアで楽しめます。
和どうのグループが運営する秩父芋菓子スイーツ専門店「芋うらら」や、秩父茶房レストラン「春夏秋冬」で、観光の一休みをするのもおすすめです。
アクセス
秩父の「和どう」には、都心から約2時間でアクセスすることができます。電車をご利用の場合には、最寄り駅は秩父鉄道の「和銅黒谷駅」で、駅から宿までは約1kmの距離(徒歩15分程度)。和銅黒谷駅と宿間は無料送迎サービスの利用が便利です。
お車をご利用の場合には、東京方面からは関越自動車道にて花園ICで降り、国道140号・皆野寄居有料道路経由となります。約50台分の無料駐車場があります。周辺の観光も合わせて楽しみたい場合には、お車の利用が便利です。
まとめ
「和銅鉱泉 薬師の湯 ゆの宿 和どう」は、埼玉や秩父を代表するほどの高評価を得ている魅力的な宿です。
秩父の自然の中で、美味しい料理と温泉とともに、ゆっくりとくつろげるおもてなしの空間があります。