大江戸温泉物語 那須塩原温泉 ホテルニュー塩原
「大江戸温泉物語 那須塩原温泉 ホテルニュー塩原」は、温泉とグルメにエンターテインメントが充実している人気のホテルです。
那須塩原市は栃木県北部の中心都市で、新幹線の那須塩原駅があり、人気リゾート地・那須高原への玄関口にもなっています。那須町の那須温泉郷とともに、那須塩原市の塩原温泉郷も有名ですね。戦前には塩原御用邸もありました。
塩原温泉でおすすめの「大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原」の特徴や魅力についてご紹介していきましょう。
歴史を刻む名門ホテル
「大江戸温泉物語 那須塩原温泉 ホテルニュー塩原」は、那須塩原市の市街エリアから西へ約20kmの自然豊かな山間の塩原温泉郷にあります。
1952年に「塩原東京ホテル」として開業した70年以上の歴史を刻む名門ホテルです。1965年から「ホテルニュー塩原」に改め、2010年から全国に各地に展開する「大江戸温泉物語グループ」となっています。
渓谷を流れる箒川沿いに佇み、3つの棟(西館・B&H館・湯仙峡)で構成されている大規模の温泉ホテルです。「西館」はホテルの中心となる施設の本館で、「B&H館(ビューティー&ヘルシー館)」は本館の隣にある新館。「湯仙峡」は箒川の対岸に建つ棟で、2015年にきれいに改装されてリニューアル館とも呼ばれています。
現在建つ3つの棟は、本館を中心に渡り廊下の連絡通路でつながっています。60年ほど前の当時は対岸の棟と宿泊者専用ロープウェイで結ばれていたという懐かしい歴史も。
現在の西館と湯仙峡は「虹のかけ橋」と呼ばれる箒川の上を渡る屋根付き連絡橋が特徴的です。箒川の上からの景観も楽しめて、西館の下にある「七弦の滝」を眺めるスポットにもなっています。
館内にて湯巡りできる温泉施設
開湯約1200年の歴史があると伝わる塩原温泉郷は、泉質が異なる源泉が豊富な温泉地の特徴があります。6種類の泉質と7種類の色があるとされ、人気の温泉地として親しまれてきました。
「大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原」の源泉は、塩化物泉と炭酸水素塩泉で、「美人の湯」という別名もあり女性に人気。2種類の源泉を用いた温泉施設が3つの棟(西館・B&H館・湯仙峡)にそれぞれあり、館内にて湯巡りも楽しめます。
「西館(本館)」にある男性用と女性用それぞれの大浴場は、大きな岩を大胆に配置した特徴的な広い岩風呂で、塩原渓谷で入浴している雰囲気が味わえます。
「B&H館(新館)」にある大浴場は、朝は宿泊者が自由に利用できる時間帯で、午後は貸切風呂(有料)に。プライベートで広い大浴場を存分に満喫できます。家族やグループでの利用にもおすすめです。
「湯仙峡(リニューアル館)」では多彩な入浴施設が楽しめます。渓谷美や七弦の滝を眺められる半露天風呂、木のぬくもりとヒノキの香に癒される内湯に加えて、男性用にはサウナと水風呂・立ち湯など、女性用には低温サウナと立ち湯・寝湯・檜風呂など、種類が豊富です。
夕方と夜と早朝など、入浴する時間を計画すると、3箇所の温泉施設を存分に楽しむことができます。
スタンダードからアップグレードの客室まで豊富
西館(本館)、B&H館(新館)、湯仙峡(リニューアル館)の3棟に総客室は271室があります。スタンダードのお部屋からアップグレードのお部屋まで、和室・洋室・和洋室のいろいろな種類の客室が揃っています。
西館には定員6名の和室や和洋室が豊富で、最上階には「ロイヤル」(定員9名)と「プリンス」(定員7名)の貴賓室も。
B&H館にはシングルの洋室から最上階の貴賓室まで、幅広いラインナップ。「鳳凰」(定員8名)、「平成」(定員7名)、「やすらぎ」(定員7名)の3つの貴賓室は、展望露天風呂付き客室で人気があります。「ロイヤルスイート」(定員7名)はコーナールームで見晴らしが最高の貴賓室です。
湯仙峡は2015年のリニューアルできれいな客室で、和洋室のコーナールームは広く見晴らしも開放的でおすすめのお部屋です。
展望露天風呂は温泉ではありませんが、プライベート感たっぷりでゆっくりとくつろげます。特別な記念日などにアップグレードのお部屋をプレゼントするのも素敵ですね。
愛煙家には嬉しい喫煙可の客室と、近年標準的な禁煙の客室の両方があるので、よく確認して予約をするようにしましょう。
絶品のバイキング料理も魅力
「大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原」は、楽しめるこだわりのバイキング料理も大きな魅力です。
「大江戸温泉物語グループ」の最高料理顧問に就任して、全国のグループホテルのバイキングを各地の特色を活かしたプロデュースをしている高階孝晴シェフは「バイキングの巨匠」の異名も。有名ホテルで数々の伝説を残してきた「料理界のレジェンド」です。
お客様に楽しんでもらう精神で、美味しいだけでなく五感で楽しいバイキングを提供。ライブキッチンなどのエンターテインメント性や、地域の食材、季節感などにこだわったバイキングです。
季節ごとのフェアのメニューや、郷土料理のメニュー、オリジナリティのある創作メニュー、人気の定番メニューなど、バラエティーに富んだ和洋中華の夕食バイキング。和洋の美味しくてヘルシーなメニューがたくさんの朝食バイキングも人気です。ローストビーフや、フレンチトーストなど、絶品メニューの数々を存分に堪能できます。
日帰りでディナーの人気バイキングと温泉入浴を満喫するプランもあります。
エンターテインメント施設が充実
「大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原」は、エンターテインメントやアミューズメントの娯楽施設が充実している魅力もあります。
特にホテル名物にもなっている「塩原鳳凰座」は、2019年にオープンした施設です。懐かしい昭和感たっぷりの大衆演劇や歌謡ショーなどが催されて大盛況。宿泊者は無料でショーを観覧できる嬉しいサービスも人気の理由でしょう。
「純烈」のファンにはお馴染みとなっているホームグラウンドのような場所の一つで、最近は毎月のように来館。「スーパー銭湯アイドル」として親しまれるムード歌謡コーラスグループで、5年連続NHK紅白歌合戦出場中の人気スターに、間近で声援を送れます。
ボーリング場(土曜と繁忙日に営業)も10レーン完備していて、カラオケルームやゲームコーナー、卓球コーナー(無料)、約5000冊のマンガコーナー(無料)、占い、囲碁や将棋・麻雀の無料貸し出しなど、娯楽が充実。
フォトリックアートの仕掛けも館内にあり、ユーモアたっぷりのフォトスポットとして人気です。
夏季限定で屋内プールもオープン(2023年は7月15日~8月27日に営業)。炎天下を避けて、雨天など天候に左右されずに、渓谷を眺めながら子供たちと楽しく水浴びをして過ごせます。
もみほぐし処や高性能マッサージチェアなどで、リラックスできるリラクゼーション施設もあります。
売店は豊富な品ぞろえで、栃木県や那須塩原の名産品などお土産の購入も館内で完結できて安心です。
アクセス
「大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原」は、東京から2時間前後でアクセスが可能です。電車(新幹線)をご利用の場合、新幹線が便利。JR那須塩原駅まで東京から新幹線で約70分。
那須塩原駅西口から無料のシャトルバス(事前予約制・1日1便)で約40分です。路線バスをご利用の場合は、「塩原温泉バスターミナル」下車にて徒歩約3分の距離です。
お車をご利用の場合、東京から東北自動車道にて西那須野塩原ICで降り、国道400号線を約15km、北西方向に山間を登る道を進みます。西那須野塩原ICより約25分です。駐車場は約250台分、無料で利用できます。
まとめ
「大江戸温泉物語 那須塩原温泉 ホテルニュー塩原」は、温泉やエンターテインメントをほっこりと楽しめる和んだ雰囲気があります。
名物の「塩原鳳凰座」のショーと自慢のバイキングとともに、リラックスしたホテルステイが満喫できます。