「亀の井ホテル 鴨川」は、鴨川シーワールドをはじめ、南房総の観光におすすめのホテルです。
温暖な気候で、風光明媚な海や山の自然を満喫できて、新鮮で美味しい食材と温泉を楽しめる観光スポットでもある南房総エリアには、たくさんのホテルや旅館があります。
都心や首都圏の各地からも、気軽に行けてリゾート気分を味わえるので人気のエリアですよね。今回は、「亀の井ホテル 鴨川」の特徴や魅力について詳しくご紹介していきましょう。
「かんぽの宿」から「亀の井ホテル」にリブランド
「亀の井ホテル 鴨川」としては、2022年7月から営業を開始したばかりなので、まだあまりホテル名称に馴染みがないという人も多いかもしれません。
旧「かんぽの宿 鴨川」と聞くと名称に馴染みがある人や、以前宿泊した思い出がある人もたくさんいるのでは。1989年から約33年間、日本郵政グループの「かんぽの宿 鴨川」として親しまれてきました。
全国に30を超える施設を展開していた「かんぽの宿」の内、約9割がマイステイズ・ホテル・マネジメントによって、2022年に「亀の井ホテル」としてリブランド。「亀の井ホテル」のブランド名は、約100年前の1924年に開業した別府の「亀の井ホテル」に由来しています。
温泉観光地で有名な大分県の別府市発祥の由緒あるホテルブランドです。女性バスガイドを考案して別府の「地獄めぐり」観光を広めるなど、斬新なアイデアで「別府観光の父」や「日本観光の祖」とも呼ばれる油屋熊八が、「亀の井ホテル」も開業。
「油屋熊八」のおもてなしやイノベーションの精神を、マイステイズ・ホテル・マネジメントが受け継ぎ、「亀の井ホテル」ブランドで展開をしています。
鴨川シーワールド観光に絶好の立地
「亀の井ホテル 鴨川」は、シャチなどの海獣ショーで全国的にも有名な水族館「鴨川シーワールド」の観光に便利な絶好の場所にあるホテルです。道路と松林を挟んで鴨川シーワールドの正面に立地しています。ホテルから徒歩にて数分で行けるので、鴨川シーワールドの観光目的にも最適なのも大きな魅力の一つです。
シャチがパフォーマンスを披露するオーシャンスタジアムから100メートルほどしか離れていないので、窓を開けると潮風とともに観客の歓声も少し聞こえる臨場感やワクワク感も味わえるかもしれませんね。
ホテルの周囲には松林があり静かな環境で、落ち着いた雰囲気のリゾートホテルという印象があるくつろげるホテルです。鴨川シーワールドでシャチから水を浴びるなどして思いっきり楽しんでもホテルですぐ着替えができて、余韻を楽しみながらゆったりと過ごすのも素敵な思い出になるでしょう。
2つの大浴場の温泉
「亀の井ホテル 鴨川」は、「なぎさの湯」の鴨川温泉があり、趣が異なる2つの大浴場（展望大浴場と庭園大浴場）を楽しめるのも魅力となっています。
7階の展望大浴場「天空の湯」は、最上階から太平洋が水平線まで見渡せる爽快な景色を楽しむことができます。露天風呂やシルクバスも併設されていて、朝日や夕陽に煌めく絶景や、星空などの景色を眺めながらの湯浴みは格別です。
1階の庭園大浴場「松風の湯」です。立ち湯の露天風呂もあり、静かな松林の木漏れ日が心地よく、癒されるような湯浴みができます。
1階と7階の大浴場は、時間で男女の入替制になっているので、早朝と夕方など2回、異なる魅力の大浴場を存分に満喫したいですね。
大浴場のほかに、2つの貸切風呂「なでしこ」と「あじさい」もあります。家族などと1時間ゆっくりとプライベートな利用も可能となっています。
2023年春に30室をリニューアル
「亀の井ホテル 鴨川」には総客室数が102室あり、居心地の良さが感じられる落ち着いた色調とデザインのシックで上品な客室が特徴です。和洋室・和室・洋室・バリアフリーなど合わせて16種類の客室で、ご利用シーンやお好みに合わせて選べるバリエーションも豊富に揃っています。
2023年4月には洋室の30室が「スペーリアツイン」としてリニューアルされました。当ホテルで最も贅沢な空間で過ごすことができる「露天風呂付きデラックス和洋室」は、貸切風呂を客室で楽しめる優雅なひと時を満喫できます。記念日などの大切な日におすすめです。
愛犬と一緒に宿泊できるペットルームの「ドッグフレンドリールーム」も人気です。露天風呂付洋室ツインルームで、専用露天風呂も付いています。駐車場から入れる犬用の出入り口、プライベートドッグラン、犬用浴槽やシャワー、ペットシートなども完備。愛犬家にとってとても嬉しい設備の客室も特徴的な魅力となっています。
無料サービスの夜鳴き担々麺
ホテルのメインレストランは開放感のある「Dining はまゆう」です。新鮮な南房総の海の幸や山の幸を使用した旬の味覚をビュッフェスタイルで、存分に堪能できます。
朝食は和食を中心としたこだわりのメニューがたくさん。ほっとするような日本の朝の味わいが楽しめます。パンやサラダなど洋食派にも対応したメニューもあるので安心です。
夕食は和食・洋食・中華のバラエティに富んだメニューが並び、オープンキッチンで調理したての美味しい味を堪能できます。昼食は土日祝のみの提供です。
貸切レストランの「Dining なのはな」もあります。
「亀の井ホテル」グループの名物となっている「地獄めぐり夜鳴き担々麵」。21:00～22:30に宿泊者限定で提供している嬉しい無料サービスも魅力となっています。
黒ごま担々麺の「黒地獄」、白ごま担々麺の「白地獄」、四川担々麺の「赤地獄」に、2023年4月から「紫地獄」も登場。紫芋を使用した担々麺です。4種類のオリジナル担々麺を日替わりで楽しむことができるので、宿泊日にどの味を賞味できるのかも期待感や楽しみが加わりますね。
リニューアルできれいな館内施設
リブランドされる前の2021年に、大規模のリニューアルが行われているので、とてもきれいで快適なホテルです。開放的なロビーラウンジや暖炉がある中庭も、昼夜それぞれの趣がある素敵な空間になっています。
館内の施設としては、地元のお土産などを購入できるショップ「KORASSE」、エステルーム「カルナカララホテルスパ鴨川店」、カラオケルーム、貸切宴会場「なのはな」、コンベンションルーム「会議室」、ランドリーコーナーなどがあります。
かわいいカメのキャラクターをデザインした亀の井ホテルオリジナル商品なども、ショップで販売していて、旅の記念やお土産にもおすすめです。
アクセス
「鴨川シーワールド」を目標にしてアクセスをすると、ホテルはすぐ道の向かいにあります。
電車をご利用の場合には、東京駅からJR外房線・特急わかしお号で約2時間の「JR安房鴨川駅」が最寄り駅です。安房鴨川駅からホテルまでは約1.6km（徒歩約20分）。駅から路線バス利用の場合「鴨川シーワールド前」下車にて徒歩約6分です。
東京八重洲口前から高速バスで、鴨川シーワールド前までアクセスする方法もあります。所要時間は約2時間です。
お車をご利用の場合には、都心方面からアクアラインと館山自動車道を経由して、君津I.Cから房総スカイライン、国道128号を通るルートが一般的となります。駐車場の収容台数は約90台分あり、無料で利用できます。鴨川シーワールドはホテルから歩いて行くことができますが、周辺の観光をいろいろと楽しむ場合には、お車が便利です。
まとめ
「亀の井ホテル 鴨川」は、くつろげる雰囲気が心地よい、安らげるリゾートホテルです。鴨川シーワールドの観光はもちろんのこと、南房総の館山や勝浦方面などさまざまな名所を散策するにも中間的な好立地となっています。
