きたゆざわ 森のソラニワ
「きたゆざわ 森のソラニワ」は、北海道の森の中でアスレチックなどのスポーツ体験ができるスパリゾートホテルです。
北海道の大自然とグルメに温泉もまとめて満喫したい、子供が夢中になって遊んで喜ぶ笑顔を見たい、ファミリーやパートナー、友人などと思い出の残る楽しい旅をしたい、一般的な宿にはない趣向を凝らした施設がある宿に宿泊したいなど。
このような夢を叶えたい場合におすすめの宿が「きたゆざわ 森のソラニワ」です。では、特徴や魅力について詳しくご紹介していきましょう。
温泉と森のスポーツ体験型リゾートに進化
「きたゆざわ 森のソラニワ」は、北海道の旧大滝村で国民保養温泉地にも指定されている北湯沢温泉郷の温泉宿です。長流川(おさるがわ)が流れる渓谷の自然豊かな場所に立地しています。
洞爺湖と支笏湖の間に位置する山間の旧大滝村は、海岸に開けた伊達市と2006年に飛び地合併して、伊達市大滝区となりました。森や川の自然だけでなく、湖や海も比較的近くにある素敵なところです。
「きたゆざわ 森のソラニワ」は、道内を中心に観光リゾートを展開する野口観光グループの運営です。北湯沢温泉郷でもタイプの異なる3つのホテル「きたゆざわ 森のソラニワ」・「緑の風リゾート きたゆざわ」・「湯元 ホロホロ山荘」を運営しています。
1986年に廃線となった胆振線の北湯沢駅跡地を再開発して、1996年に「湯元名水亭」(後の「緑の風リゾート きたゆざわ」)を開業、すぐ近くに姉妹館の「湯元第二名水亭」(後の「きたゆざわ 森のソラニワ」)が2001年にオープンしました。
2017年から2018年にかけて大規模なリニューアル。裏山の森でアスレチックが楽しめるスポーツ体験をコンセプトとして打ち出し、2017年春に名称を「きたゆざわ 森のソラニワ」に変更。
2018年春には全客室も含めて館内の大幅リニューアルを完了して、新たな魅力をプラスした温泉と森のスポーツ体験型リゾートに進化しました。
充実した温泉施設
北湯沢温泉の大浴場や露天風呂などの入浴施設に加えて、水着を着用して楽しむ温泉プールも充実しています。日帰りでも利用可能な施設です。
広々とした大浴場には檜湯や打たせ湯・歩行湯など種類が楽しめる浴槽があり、開放的な露天風呂やサウナ(乾式)も完備。サウナの利用時間は7時~24時ですが、大浴場は清掃時間を除いて宿泊者は24時間利用できます。
森の中の温泉ビーチ「ト・コ・ナッツ」は、南国をイメージした屋外プールで、温泉を利用しているので冬期も含めて通年営業です。滑り台やジャグジーもあり、プール用遊具の持ち込みも可能。天気の良い日は楽しい屋外プールで子供も大喜びでしょう。プールサイドのチェアでもゆったりと過ごせます。屋内の温泉プール「ス・イ・マーニ」は25m仕様で、本格的に水泳を楽しめます。
2023年春にオープンした「かまくらサウナ」は、ファミリーで楽しめる可愛いデザインの屋外型サウナです。水着やポンチョを着用して利用し、お昼は子供(5歳以上)も楽しめるサウナ。夜は本格的なフィンランド式サウナとなり、18歳以上の利用となります。
姉妹ホテル「湯元ホロホロ山荘」とは、双方の温泉を楽しめる湯巡りサービスがあります。館内着のままで無料シャトルバスに乗り、気軽に2つの温泉施設が満喫できるのは嬉しいですね。
コンセプト客室も魅力的
「きたゆざわ 森のソラニワ」の客室は、3階から11階に総客室数197室があり、お好みに合わせたコンセプトの宿泊スタイルが選べます。全室リニューアルされてきれいで、コンセプトごとに趣向を凝らした客室が揃っています。
3階から7階はスタンダードな客室のフロアです。スタンダード和洋室(74室)とスタンダードツイン(56室)は、多くの部屋数があるポピュラーなタイプ。ユニバーサルツイン(8室)とユニバーサルスイート(2室)は、車いすで利用しやすいタイプです。
8階から10階には、カップル向け、レディース向け、ファミリー向けの各コンセプトフロアがあり、各フロアの専用ラウンジも利用できます。
カップルフロアは、カップルや夫婦で静かにゆったりとくつろげるお部屋で、カップルツイン(18室)とワンランク上のカップルスイート(4室)の2タイプ。
レディースフロアは、女性が快適に過ごせる配慮が充実したお部屋で、レディースツイン(10室)とレディーストリプル(8室)の2タイプ。
ファミリーフロアは、子供と一緒に楽しく過ごせるお部屋で、ジュニアファミリー(8室)と、ワンランク上のキッズスペシャル(5室)の2タイプ。
最上階の11階は露天風呂付特別客室(4室)で、露天風呂と檜の内風呂で温泉が堪能できます。最上級のホテルステイができる贅沢なお部屋です。
楽しいバイキングレストラン
Sports-Garden-Dining「ア・ラ・ソーヤ」は、「トム・ソーヤの冒険」の世界観をイメージしてデザインされた遊び心のある演出が盛沢山のバイキングレストランです。
北海道の新鮮な食材や旬の食材を使った美味しいメニューや、シェフの腕を振るうバラエティに富んだメニューはもちろんのこと、子供が喜んで食事を楽しむ工夫がたくさん。
キッズコーナーでは、好きなメニューを選んで詰めるオリジナルキッズ弁当も作れます。子供が自分で選ぶ楽しさや、盛り付ける楽しさも体験できます。デザートは可愛い「機関車トム君」が巡回して運んでいて、子供が喜ぶアイデアが嬉しいですね。
食べ終わった子供が遊ぶスペースがレストランの奥にあり、ハンモックやツリーハウスなどで遊園地のように楽しいレストランです。
魅力たっぷりの施設
「きたゆざわ 森のソラニワ」は、スポーツ体験型リゾートホテルとして魅力的な施設が屋内外に充実しています。
屋外には温水プール以外に、ホテルの注目施設となっているアスレチックパークが人気です。ホテルの裏山にある、野外アドベンチャーパーク「ムササビ」(有料)で、森林浴とともにのびのびと体を動かして大自然をアクティビティに楽しめます。
難易度低めの「ファミリーコース」や、難易度高めの「ファンコース」、ムササビのように木々の間を滑空する「ロングジップライン」はスリル満点のアトラクションです。
屋内にも遊具パーク「ア・ソ・ボーヤ」(有料)があり、ボルダリングやボールプール、木のジャングルジムなど、子供が夢中になる遊具がたくさんあります。天候に左右されずに遊べるのも嬉しい施設です。
1人500円でチェックイン日の10時からチェックアウト日の20時まで、心置きなく何度でも利用できます。
お土産などのショップや、コンビニショップ、カラオケルームも館内にあります。
アクセス
電車をご利用の場合、「JR伊達紋別駅」下車後、北湯沢温泉のホテルまでは約30kmの距離があります。タクシーで約35分、公共バスの場合は約50分の乗車にて「白絹の床」バス停下車後、徒歩約7分です。
札幌駅と新千歳空港からは、ホテル行の送迎バス(予約制)が運行されていて、毎日各1便のみなのでスケジュールが調整できればとても便利です。
札幌駅の場合は無料の送迎バスで、約2時間半の乗車。新千歳空港の場合は有料(片道1,000円)で、約1時間半の乗車となります。
路面凍結の心配がない、気候が良い季節はドライブを兼ねてレンタカーなどの車の利用もおすすめ。広大な北海道ですが、札幌・小樽・苫小牧・登別・室蘭などの都市から、車で足を延ばしやすい場所です。駐車場は無料で、約200台が利用できます。
まとめ
「きたゆざわ 森のソラニワ」は、特に子供連れのファミリーにおすすめの楽しさがいっぱいのホテルです。
ウェルカムベビーのお宿(ミキハウス子育て総研)にも認定されていて、小さな子供と一緒に安心して宿泊できる配慮や貸し出しグッズなどのサポートも充実しています。